一昨日、食べログ4.23大阪ミナミで一番の寿司店と言われる尽誠に行ってきました。 なぜ尽誠に行ったかと言うと、今年の1月に尽誠の大将と人生で忘れられない出会いがありました。 ちょっと長くなりますが、尽誠の大将との馴れ初めを書いてみました。 どのような出会いかと言いますと、 私が今年の1月4日に家族で梅田に買い物に出かけ、その買い物も終わり、自宅が森ノ宮のためＪＲで帰っているときです。 まずは大阪駅から京橋行きに乗って、京橋で環状線に乗り換えました。 そして京橋から環状線に乗ったときに満席だったので立って乗っていると、少々いかつい男の方が「どうぞ」と席を譲ってくれました。 私は５歳の息子と嫁は６ヶ月の娘を抱っこして立っていたので、おそらくそれを見て譲っていただいたのだと思います。 ただ、京橋から森ノ宮まではたった２駅なので、 私は「すぐに降りるので大丈夫です。ありがとうございます。」と答えました。 実際会話したのはそれだけです。 それから２週間後ぐらいに、中学生時代の悪友とミナミで中華鍋を食べて、 そのあとオールドコースという私の行きつけのバーに行きました。 このバーにはこだわりのマスターがいて、ウイスキー通にはたまらない店のようです。 また旬のフルーツを使ったカクテルも最高です。 アルコールの飲めない方やお酒の弱い方でも美味しく飲めるカクテルを作ってくれます。 マスターと私は同い年で、いつも仲良くしてもらってます。いや、仲良くしてあげてます（笑） オールドコースに言ってマスターに「中尾さんの知り合いです」と言ってもらったら特別のサービスがあるかもしれません。 もしくは、ぼったくられるかもしれませんのでお気を付けください（笑） 話を戻して、普段は１人で行くのでカウンターに座るのですが、 その日は友達と４人で行ったのでテーブル席に座りました。 いつものようにドリンクを頼んで、皆とたあいもない会話をしていると、 カウンターからどこかで聞いたことのある声だなと思い、カウンターをみると男性３人で飲んでおられて、 一番端の人、この人どっかで見たことがあるなあ。。。 でも、まったく思い出せない。。。 お客さんかな？いや違うな。と１０分ぐらい考えていました。 一緒に飲んでる友達にも、「カウンターの人どっかで見たことあんねん。でも分からへん。」と話をしてたら、 その人が立って、トイレに行く時に、正面から顔を見ることができて、 あっ！もしかしたら電車で席譲ってくれた人や！と思い出したんですが、 私の記憶もいいかげんなもんで、間違ってたら恥ずかしいなとすぐには声がかけられず。 その人がトイレに行っている間に、私からマスターに、 「今トイレ行っている人、こないだ環状線で僕に席譲ってくれた人やわ。」というと、 カウンターで飲んでたお連れさんが、「あいつが善人みたいな、そんなええことするわけないから、人違いやで、兄ちゃん。あいつは悪人や！ハハハッ！」と。 そして、やっぱり違うんかなあと思いながら、私は自分の席に戻って飲んでました。 そして、その人がトイレから戻ってきて、マスターが私を指して「あの人が電車で席譲ってくれた人って言うてるんですが、違いますよね？」とその人に話しかけたので、 私もすぐに「２週間ぐらい前に、環状線で席譲ってくれませんでしたか？」と話すと、 その人は「あっ！思い出した！譲った譲った！お子さんと奥さんと赤ちゃん連れて家族で乗ってはった人ですよね！」 私「そうです！」 その人「いや～、すごいご縁ですね。でもよく覚えてましたね？」 私「カウンターからどっかで聞いたことのある声だなあと思ってまして、ずっと思い出せなかったんですが、トイレに立たれて顔を見て思い出しました。環状線で席譲ってくれはった時は、昼間の電車に似つかわしくない人だなと思ってたんで、それで覚えてたと思います。」 その人「いや～、こんなことが起こるんやな～。よくこの店来るんですか？」 私「１５年ぐらい前からよく来てるんですよ。」 マスター「馬生（ばしょう）さん、彼は大阪で有名な悪徳税理士なんですよ。」 私「誰が悪徳やねん！」と定番のやり取りをしながら、 その人「私は、ミナミで『じんせい』という寿司やをやってます」 私「そうなんですね！絶対、食べに行きます！」 その時は、じんせいと「尽誠」が結びついておらず、 そんなに有名な店の大将とは思ってませんでした。 ちょっと長くなりましたが、というような出会いがあり、食べに行くことになりました。 めちゃくちゃ人気店ということもあり、予約の電話をしてから最低1ヶ月待ちです。 期待通りの最高に美味しい料理とお寿司をいただきました。 食レポは苦手なので、詳しくは食べログで見てください。 また、行かせてもらいます。 実は、予約してから尽誠に食べに行くまでの間にあった出来事なんですが、 北新地に私がよく行くシガーバー（スーペルノーバ）がありまして、 そこのマスターに、こんな出会いがあったんですよ〜と話をしたら、 なんとマスターと尽誠の大将が、１０年以上前からのお友達で、家族ぐるみのお付き合いをするぐらいの仲でした。 私とシガーバーのマスターも同い年で何度も一緒にサーフトリップに行くぐらい仲良くしていただいてます。 世の中ほんとに繋がっているなあとつくづく感じた出来事でした。 どの方もその道を極めた方ばかりで、私の周りには素晴らしい方ばかりです。 私も悪徳税理士の道を極めます。
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